眼科のご案内
眼科よりお知らせ
第1、第3火曜日の夕方17時から19時は、円錐角膜や強い角膜乱視などで、ハードコンタクトレンズ使用される患者さんのための、特殊コンタクトレンズ外来をはじめました。この時間は、サンコンタクトレンズ社の協力を得て、レンズの調整も行っています。円錐角膜かどうか分からない場合でも、サンコンタクトレンズ社の角膜形状解析装置(PR8000)にて診断が可能です。
円錐角膜とは
円錐角膜は、黒目の中心の角膜という部分が、円錐状に前に出てくる病気です。最初は、物がちょっとぼやけて見える程度ですが、進行してくると物が何重にも見えます。眼鏡を合わせても、乱視がきつくてなかなか合う眼鏡がないといって眼科を受診する方も多くいます。
現在は、ハードコンタクトレンズを装用することが第一選択です。眼鏡では十分な視力が出ないので、ハードコンタクトレンズを装用することで、物を見やすくします。
また、円錐角膜の進行を抑える効果があるとも言われています。よく、ソフトコンタクトレンズではダメなの?という質問も受けますが、十分な視力を出す事は難しく、進行を抑える効果も期待できないばかりか、悪化してしまったという報告もあります。また、軽症だからと最初にソフトコンタクトレンズを使用してしまうと、ハードコンタクトレンズとの装用感が違いすぎて、なかなかハードコンタクトレンズに切り替えるのが難しくなります。最初から、専門医の管理のうえ、ハードコンタクトレンズを装用する事が理想的です。
円錐角膜は、珍しい病気ではなく男性で2,000 人に一人、女性で3,000 人に一人と言われていますが、疑い例も含めるともっと頻度が高いのではと言われています。円錐角膜と聞くと、なんだか怖い病気に思われがちですが、ハードコンタクトレンズを使用して、ほぼ問題なく生活されていらっしゃる方が大多数です。
眼科診療時間
外来受付時間
午前診8:30~12:00 夕診16:30~19:00
(※ただし、水曜日は午前診8:30~11:30になります)
外来診療時間
午前診9:00~12:00 夕診17:00~19:00
特徴
月山純子
医学博士、眼科専門医、近畿大学医学部眼科学講座 非常勤講師
眼科全般の領域にわたり、診療をおこなっております。医長の月山は、近畿大学医学部附属病院のコンタクトレンズ外来も担当しており、コンタクトレンズの調子が悪い方、初めてコンタクトレンズを装用したい方、遠近両用コンタクトレンズを試してみたい方もお気軽にお越しください。また、強い乱視や円錐角膜など、特殊コンタクトレンズが必要な方も御相談下さい。手術や特殊検査、治療が必要な場合には、患者様にとって最適な医療機関への紹介を行っています。
また、通院が困難な方のために、往診も行っておりますのでご相談ください。
丁寧な説明と相談しやすい雰囲気の診療をスタッフ一同心がけております。
診察表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前診 診療時間 9:00~12:00 |
月山 | 月山 | 月山 診療時間 9:00~11:30 |
窪田 | 月山 | 月山 |
午後診 |
訪問診療 | 訪問診療 | - | - | 検査処置 | - |
夕診 診療時間 17:00~19:00 |
月山 | 月山 | - | - | 月山 | - |